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このブログを書いた経緯
つい最近に嫁が流産しました。8週目には心拍がなくて9週目にも確認しに行ったが、やはり心拍が確認できませんでした。
普通だったら流産した直後にこの内容は書けませんし、僕も書こうと思っていませんでした。
しかし、意外にも妻の方から「書いたら?」と言ってきました。
しかも、心拍の確認が出来なかった当日にです。
当然、疑問しか湧かなかったので「なんで?」と妻に聞くと、「同じような人いるでしょ」との答えでした。
妻は1回目の妊娠、2回目の妊娠で、たくさんのブログを参考にしていたから、妻は「同じような人の参考になるなら書いたら?」という意味と解釈しました。
たしかに僕自身も困ったことがあったのでブログを参考にしていました。
妻への言葉のかけ方にしても妊娠の知識がなかったり、僕のように困った人のためになればと書くことにしました。
この記事で伝えたいのは妊娠の知識と流産した時の妻にかける言葉です。
ご参考にしていただければと思います。
妊娠の仕組み
妊娠するためには卵子と精子が出会わなければ妊娠することができません。
男性の精子は一度の射精で3億~5億もの数がいるのに対して女性は1個です。
3億~5億の数でも生き残るのは数十個で生存期間は5日、しかも受精できる時間84時間です。5日間生き残れますが84時間過ぎれば受精能力が無くなります。その短い時間の間に卵子と出会わなければ妊娠はしません。
排卵日とは?

排卵とは、卵巣から卵子が飛び出て卵管に入ることを指します。
1個だけが約2週間で20mmほどに成長して卵巣の表面から飛び出て、卵巣から飛び出した卵子は卵管采から卵管に取り込まれます。これが排卵の流れです。外に出ることができなかった卵子は、死滅してしまいます。
その一個の卵子が出る日を排卵日と言います。排卵日は生理開始予定日-14日で計算できますが、最近では排卵日の前日を知ることができるドゥーテストいう商品があるので排卵日を知りたい時にお勧めです。
排卵のピーク
女性は妊娠する為の卵(原始卵胞)が生まれた時からあり、そのピークは生まれた時で700万個作られ生まれた時がピークだそうです。年々、卵(原始卵胞)は減っていき卵子を作る数が減ります。15歳を過ぎると毎年、卵子は3600個減少していきます。
排卵日に起きるホルモンバランスの乱れに気を配る

男の僕達からするとホルモンバランスの乱れると言われてもパッとしない人が多数だと思います。その乱れが理解できなくてケンカになったりしてませんか?ストレスは妊娠しにくくする影響があるので説明していきます。
ホルモンバランスの乱れの原因は「女性ホルモンの急激な増減」「セロトニンの分泌異常」「視床下部の機能の乱れ」が主な原因となります。
- ホルモンバランスの増減に体が対応できないと心身が不安定になると言われています。
- 「セロトニン」の脳内の働きが低下します。セロトニンには、興奮を抑える働きがあるため、うまく働かなくなると感情のコントロールが難しくなったり、うつやマイナス思考に陥りやすくなったりするといわれています。
- 妊娠が成立せず、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量が低下すると、脳の「視床下部」によるホルモン分泌のコントロールが難しくなります。視床下部は情緒の制御などに大きく関係する器官なので、機能が乱れるとイライラしたり、わけもなく涙が出やすくなったりと情緒不安定になることがあります。
ホルモンバランスの乱れによる症状
- 無気力になる
- 理由もなく憂うつになる
- 些細なことでひどく落ち込む
- イライラしやすくなる
- 否定的、悲観的になる
- 家族や友人、恋人とケンカしやすくなる
- 感情的になりやすく、暴言を吐きやすくなる
- 集中力、判断力が低下する
- 情緒不安定になる
あ~そういう事かと思った方も多いんではないでしょうか?
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情緒不安定な時にホルモンバランスが乱れてるのかな?って考えるだけでも僕の場合はケンカが減りました。
ケンカなんて些細なことが原因です。
男の僕たちがゆとりを持った対応が必要になります。
妊娠の確率と年齢
健康な若い男女が排卵日に合わせて性行為をしても20%~25%と言われています。
意外に低いですよね?無知な僕は子供はすぐにできると思っていました。
20%~25%というのは健康な若い男女がタイミングを合わせて、この確率な訳です。
- 25歳~30代前半…20~25%
- 30代後半…18%
- 40代前半…5%
- 40代後半…1%
年齢を重ねるごとに確率は下がっていきます。40代後半ともなると1%です。
子供が出来ることが奇跡でしょう。
年齢別に妊娠にかかった時間を見ていくと年齢を重ねるごとに妊娠までの期間に時間を要しています。
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それに高齢になるにつれて出産のリスクが高くなります。
高齢出産(35歳以上)のとある調査では25~29歳で1.88%、35~39歳では2.02%、40歳以上では2.38%の確率となっています。少々リスクが高くなっており、妊娠高血圧症候群は20代の1.8倍になります。
帝王切開による出産が高いのも特徴です。
エコー写真で感じたこと
ここまで読んで頂ければ、妊娠ってすごいこと奇跡に近いんだなぁって伝わっていると思います。
実体験ですが、検査薬で妊娠が発覚した時はまだ実感が湧きませんでした。
まだ子供はいませんが実感が湧いたのはエコー写真を見た時です。モノクロの写真で最初は点のように小さいですが
間違いなく我が子であり、その点のように小さい我が子が検診の度に大きくなる育っているんだと思った時に父親になることを意識しましたし、写真が神秘的に見えました。
写真から愛おしさすら感じました。
妻が流産した時にかける言葉
流産というのは誰にもある可能性があります。流産の確率は15%で意外と多く残念な結果になる人は意外と多いです。2回連続の確率3%だそうです。※下記は妊娠週別の流産する確率です
● 流産全体:8〜15%
● 妊娠5〜7週:22〜44%
● 妊娠8〜12週:34〜48%
● 妊娠13〜16週:6〜9%
流産すると「なんで俺のとこ?」とか考えてしまうんですが、流産して1番辛いのは嫁さんで何て言葉を掛けたらいいか分かりません。今でも正直に言うと正解がわからないです。
僕が周りに言われてイラっとするのは嫁と共通だと思うので、この言葉は言わないようにしています。
「いつまでも悲しんでても赤ちゃんも悲しい」「赤ちゃんは応援しているよ」など勝手に赤ちゃんの気持ちを代弁する言葉。
「ここを乗り越えたら頑張れる」ミッション化してしまうような言葉。
「わかるよ」といった何の根拠もない理解を示す言葉。
これらは言わない方がいいです。旦那の僕ですらイラっとくる言葉で本人からすれば耐えれないレベルだと思います。
僕の考えですが、しょうもない慰め言葉、見通しが立たない嫁に「次は大丈夫」などの言葉はいらないと思います。
忘れることができない出来事なので「悲しみを共有する」しかできません。僕も「流産 妻 言葉」みたいに調べましたが人それぞれだし、言葉だけじゃないかもしれません。
今後の私生活においても、何気ない言葉や行動で傷つけてしまう事もありますが男性側が、前向きな姿勢でいることが大切です。
それは言葉にはしないですが、女性側にも安心感を与え徐々に前向きになります。
最後に
妊娠がとても素晴らしいことで奇跡が起きて子供が生まれるという事は伝わっていたら幸いです。
その中でも不幸が起きるということ、男も辛いが嫁さんが1番辛いという事をわかって欲しいです。
今でも我が家には二人分の検査薬を大切に保管しています。
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