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どうも、イクミヤです!
前の職場に不満を感じて転職したのにも関わらず「前の会社に戻りたい」と後悔する人は、転職経験者の3分の1に上ると言われています。
僕自身も強い気持ちで転職しましたが、今でも人間関係や仕事内容を考えると前職に戻りたいと思う時があります。
それに在籍時には3人の出戻り社員がいたので、余計に迷います。
なので、今回は「出戻り社員の実情について」お伝えしていきます。
一般的に出戻り社員の受け入れ状況
Q. 社内に、出戻り転職によって戻ってきた社員はいますか?
いる・・・49%
いない・・・51%人事担当者へのアンケートでは、会社内に出戻り転職によって戻ってきた社員がいるとの回答が49%。約半数の会社で、出戻り転職を受け入れているという結果になりました。
出典:https://mynavi.agentsearch.jp/useful/agent_times/vo5
出戻り社員のメリット・デメリット
一般的な転職に比べて出戻り社員になると、どのようなメリット・デメリットがあるのか紹介していきます。
メリット1.即戦力として働ける
企業側、個人と共に一番のメリットとなるのが即戦力として勤務できることです。
仕事の勝手がイヤというほど知っているので、あとは業務中において気を付けるポイントを思い出すだけになるでしょう。
また、出戻りを迎え入れられた社員の多くは前回と同じ部署に配属されるケースが多く、会社からお墨付きをもらっていると言えます。
タウンワークなどの求人で見かける、経験者優遇の条件に一致している点から採用される可能性が非常に高い。
出戻り採用をした企業の39%が即戦力となる人材に期待しています。
メリット2.上司、同僚、部下の人となりを熟知している
転職理由で一番多いのは人間関係と言われていて、通常の転職だと「どんな人が働いているのか不安」に思う人が多いですが、出戻りに至っては不安がありません。
馬が合う合わないは別として、一般の新入社員と比べると円滑なコミュニケーションを構築できるでしょう。
たとえ、自分が知らない人がいても、どんな人物なのかも容易に情報が入手できて人間関係などの悩みは解消できます。
この点は企業側も同じく、指導する立場にとって精神的負担が緩和することができます。
メリット3.採用までが早い
人材の採用までは時間を必要とするため、数か月とかかる場合がありますが、出戻りの場合は採用までがとても早い。
僕の経験上、出戻りの話を聞いてから2週間ほどで勤務していました。
人事も出戻り社員の人となりがわかっているので、安心して雇用ができるからです。
メリット4.転職の経験が活かせる
同じ職場にいる人と比べて、転職を経験した出戻り社員は他社の知見をもっています。
転職先が同業種だった場合、その経験が活かされて企業側にも有益な存在となります。
通常の採用にない知見を得た人は、即戦力となって社内を活性化することができるでしょう。
デメリット1.少なからず不快に思う人がいる
出戻り社員にとって、既存社員に受け入れられるかは一番の不安要素でしょう。
残念なことに、一度辞めた社員の出戻りには少なからず抵抗を感じる人がいます。
何かしらの不満があって辞めたわけですから、会社の人からすると”会社を見捨てた人間”と捉えられるのは仕方ありません。
僕が働いていた職場では3人の出戻り社員がいたと言いましたが、1週間、2週間も経てば会社に馴染んでいました。
なによりも仕事を教える手間がないので、ブランクさえ乗り切れば気楽なものです。
しかし、それは円満退社に限ったことで、何かトラブルなどを起こして辞めた場合は受け入れ自体が難しくなります。
万が一、入社できても人間関係の面は不安を抱えることになるでしょう。
デメリット2.キャリアがリセットされる
5年、10年と働いていたとしても、一度辞めると今までのキャリアはリセットされます。
以前は部下だったとしても、自分よりも立場が上になっていることがあります。
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最近では「出戻り制度」を設けている企業もありますが、まだまだ浸透していないのが現状です。
そのため、企業側は経験を積んだ出戻り社員を迎え入れる際に、既存社員の兼ね合いから高待遇で迎え入れることは少ない。
もし、高待遇で迎え入れてしまうと既存社員のモチベーションを下げる原因となるからです。
出戻りを考えているならキャリアがリセットされる覚悟も必要になるでしょう。
デメリット3.会社の変化に順応しなければいけない
社外に出ていた間の仕事内容、人間関係などは少なからず変化しているものです。
以前にはなかった仕事など、最初は戸惑うことも多くなりますが、通常の新入社員とは違って出戻り社員は大半を理解していることもあって、すぐに順応できるはずです。
仕事内容の変化はなんとかなりますが、人間関係の場合は簡単にいきません。
あなたがいた頃の上司が変わっていた場合などは、大きく会社の方針が変わっている可能性があります。
その方針がイメージと違っていると「やりづらい」と感じることも多くなって、結果として退職なんてことにもなりかねません。
出戻りを考えているなら、既存社員からの情報収集をしっかりして会社に馴染める状況であるのか把握することが重要です。
出戻りは1年以内がベスト
転職を失敗したと感じて出戻りを検討している人が気になるのは、出戻りが許される期間ではないでしょうか?
辞めてから5年も経ってしまうと会社の体制は変化しているもので、出戻りが難しくなります。
出戻りの期間は決まってはいませんが、出戻りは3ヵ月~1年以内が一般的です。
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長い人だと2年、3年といったケースもありますが、あくまでも期間ではなく会社と人の問題です。
出戻りにおいて期間は、さほど気にする必要はありません。
出戻り転職で大切なこと
出戻りで大切なことは自分の気持ちをどうやって切り替えていくのかということです。
- イヤで辞めたとこに戻れるのか
- うまくやれるのか
- 待遇面はどうなるのか
出戻り転職において不安要素となるのは自身の気持ちです。
出戻りを成功と感じるには、どのように切り替えるべきなのか紹介していきます。
出戻りは恥ずかしいことではない
出戻ることが恥ずかしいと感じていませんか?
もし、感じてるのなら少し考え方を変えていきましょう。
まず第一に生活のために働くわけですから恥ずかしいと思うことが間違いです。デメリットの部分でお話した通り少なからず冷たい目線を向けられることは間違いありません。
しかし、働くことに恥ずかしさを感じる必要性はなにのでは?むしろ出戻りを許された時点で、会社に認められた存在であって必要とされているのです。
ほんの少し我慢していれば会社にも慣れて今まで通りに働くことができます。
待遇は悪くなるものと考える
出戻り転職は待遇面など期待はしてはいけません。
以前の待遇よりも良くなる企業もありますが、基本的には悪くなると考える方が仕事に対してのモチベーションを維持することができます。
出戻りは新入社員と同じであると認識しなければいけません。
謙虚な気持ちで取り組めば、自分自身にとってプラスとなって良好な人間関係を構築できます。
一番やってはいけないのが、自分が辞めたあとに入社した人を「自分よりも仕事ができない」と思うことで、不平不満に繋がる原因になります。
そう思ってしまうと仕事そのものに「やる気」を失ってしまうことになり、結果として退職してしまうという状況になりかねない。
出戻りする=キャリアが全てリセットされると考えましょう。
出戻りの理由は明確にすること
転職先が劣悪な環境だったとしても、なぜ出戻りを選択したのか明確にしていないと気に入らないことがあると、納得できなくなります。
当然、働いていれば納得できないこともありますし、自分自身を納得させるには明確な理由が必要となるのです。
出戻りの理由がどんなことであれ、一度辞めた会社に入社するには覚悟が必要だということです。
出戻りを断られたら次の仕事探す
何度も言いますが、出戻りを許可するのも拒否するのも会社次第です。
断られたからと落ち込んでいては前にも後ろにも進みませんし、いい意味で踏ん切りがつきます。
最近では転職エージェントの利用者も増えて転職の成功率もアップしています。
転職エージェントは個々の転職希望者に対してマンツーマンでキャリアアドバイスを行い希望や適性に応じて最適と思われる企業を紹介します。
求人企業から報酬を受け取るので転職希望者から相談料やサービス料を受け取ることはありません。登録したから必ず転職しなければいけないということもありません。
転職エージェントのメリットは以下の通りです。
- HPや求人広告に掲載されていない非公開求人を紹介してもらえる
- キャリアの棚卸しや言語化をしてもらえる
- 現職で忙しくても面接日程調整等をサポートしてもらえる
- ポジションメイクを含めて求人を打診してもらえる
- 面接対策をしてもらえる
- 給与などの条件交渉を代行してもらえる
出典:https://axxis.co.jp/magazine/3918
複数登録しておいた方が早く見つかる可能性が高くなります。
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