辞めたいけど言いづらい…。
人員不足で退職の話を切り出せない。
こんな悩みを抱える人も多いでしょう。
それもそのはずです。退職の意志を伝えるときほど言いづらいことはありません。
上司が怖くて言いづらい、人員不足、転職への不安など、たくさんの言いづらい要因があります。
言いづらくて悩む気持ちはよくわかります。
というのも、筆者の転職回数は6回、つまり「辞めます」と6回言ってるわけですが、それでもやっぱり慣れない。
実際、いざ行動を起こそうにも切り出しにくいですし、言いづらいのは確かです。
しかし、その経験から言えることは、サッサと言ったほうが気持ちが楽なんです。
辞めるのに慣れる必要なんてありません。ただ少しの勇気を持つことが必要です!
では、辞めると言いづらいときの対処について説明していきます。
悩みから一刻も早く解放されましょう!
- 辞めたいけど言いづらくて辞められない
- 同僚を気にして言えない
- 切り出し方を教えてほしい
- 退職の意志を伝えるタイミングがわからない
この記事を読むと「辞める」と言いづらい時に役立つよ!
言いづらい原因なんか考えても時間の無駄だよ
他のサイトによく書いてある「辞めたいと言いづらい原因とは?」的な内容をよく見ますが、原因を考えてどうなるの?って話です。
原因を知ったところで解決になりませんし、その原因は自分自身が1番わかっているからです。
サイトに書いてある内容を自分に当てはめても状況は千差万別なんです。
あなたに必要ことは「辞める」と伝える勇気です。
なので、そんなことを調べるならどう切り出すか、どう伝えるべきか考えた方が有益な時間の使い方ができます。
大切なことはあなたの根っこにあるネガティブ思考を取っ払うことです。
一歩前進させる思考を身に付けて、今置かれてる状況から一刻も早く脱却しなければいけません。
時間を費やすところを間違えないで!
「仕事を辞める」と言いづらい時はポジティブ思考が手っ取り早い!
今のあなたの状態は完全なネガティブ思考と自覚してください。
自覚しないといくら対処法を読んでも意味を成しません。
悩む、不安、迷う、どれもネガティブ思考が根源で生み出す感情です。
こんな気持ちを抱えていては言いづらい状況をあなた自身が作り出しているのと同じ。
やればできる、転職先が楽しみ、どんな仕事ができるんだろうって考えるだけで退職を切り出す後押しとなります。
不安や心配事が全面にでていたら、言いづらくなるのは当たり前です。
ここで言いたいことは、辞めたあとの未来を考えるべきということ。
「辞めます」の一言で解放されます
あなたが悩んでいる「辞めます」の一言。
この一言で解放感に満ち溢れること間違いありません。
「もっと早く言っておけば良かった」と必ず思うはずです。
結果はどうであれ、肩の荷がスッとなくなって、次の転職先や有給消化で何をしようかな?と全てが前向きに考えられます。
なので、きつい言い方になりますが、自分で辞めると決めた以上はウジウジしてないでサッサと言うべきです。
次の職場で失敗するかもしれない、人間関係が不安、辞める前から考える必要ありません。
辞める前から不安要素がある時点で辞める時期じゃないんです。
決断できたのであればポジティブ思考が大切です。
辞める=悪いじゃなくて辞める=良いことの間違い
あなたが辞めると人員不足になる、お世話になった人がいるから心苦しいなど、様々な状況に置かれていると思います。
その状況下で職場の人に悪い感じるのは当たり前で後ろめたい気持ちを感じるからです。
しかし、どれだけ繁忙期で仕事が忙しくても、世話になった人のことを考えても前に進みません。
世話になった人は辞めてからも交友を持てばいい、仕事が忙しいなんて「辞める人間」が考える必要ない。
このまま割り切れないでいると、会社とあなたの双方にとって不利益です。
言いづらいあなたがいる反面、会社は辞めるなら早く言ってほしいんです。
募集や引き継ぎなど、できるだけ早く済ませたいからです。
勝手に悪いと思い込んで言い出せないより、スパッと言ったほうが双方の利害関係が一致します。
なので、辞めるのは全くもって悪くありません、自身が判断して納得しているならむしろ良いことです。
「仕事を辞めるなんて甘え」「石の上にも三年」この悪習慣が悪いと錯覚させているんですね!
辞めることは悪くないよ!
辞めたあとは会社の人が面倒見てくれわけでもない、頼りは自分自身
あなたが職場の人を思うばかりに言い出せないのであれば、それは間違いです。
辞めたあとは自分でなんとかしないといけません。
辞めたあとは職場の人が助けてくれるわけでもないし、自分のためになることを考えていくべきです。
職場の人は二の次、自分自身が最優先なので判断を間違えないように。
いずれにせよ、いつか「辞める」と言う時が必ずきます。
それなら、早い段階で言い出すことが本当の思いやりです。
ダラダラと残り続けるのは優しさでもなんでもない。
仕事を辞めてもどうにかなる
転職の不安があるのは当然のことです。
不安を理由に言いづらいのであれば、これだけは言えます。
仕事を辞めてもどうにかなります。
仕事が決まってなくても、貯蓄がなくてもどうにかなるので楽観的な思考を持つべきです。
筆者自身も20代のときに貯蓄なし、仕事が決まっていないのに辞めたことがありましたが、仕事も難なく決まり「どうにかなるもんだな」と実感しました。
たしかに仕事が決まらず辞めるのはベストじゃありません。
辞め方うんぬんよりも、辞めることに対して不安に思わなくていいんです。
もう少し楽観的な考えれば言いづらい気持ちは和らぎます。
楽しみでワクワクすると考えて
そもそも辞めようと思ったのは不満があるからですよね?
その不満のある会社から再出発できるのですから「楽しみでワクワクする」と考えるべきです。
何も不安に感じる必要もなく、その状況から抜け出せる素直に喜んでいいのではないでしょうか。
筆者自身の切り出す勇気の元は辞めたあとの自分を想像することです。
先ほども言いましたが言いづらい環境は自分で作っているんです。
そのワクワクよりも不安と思う気持ちが勝っているから、一歩踏み出せないでいるんです。
なので、楽しいことなんだと愚直になることが大切です。
辞める決心がついたら嘘でもいいから、引き止められない理由を考えよう
辞めると言う前に辞める理由がめちゃめちゃ大事!
選択を間違うと下手に引き止められたりと、せっかく決心した気持ちが揺れ動いてしまいます。
筆者は馬鹿正直に「やりたい仕事がある」と伝えたことがありましたが、上司から引き止められて辞めるのに半年かかって苦労しました。
そうなるとホントに時間の無駄です。
なので、正直に言うとかえって辞めにくくなります。
嘘でもいいから絶対に断れない理由を準備して伝えましょう。
給料や待遇面が良くなると言う
普通の会社ならこれで辞められます。
筆者自身は給与が大幅に上がり、それを伝えたときは多少の引き止めにあったものの難なく辞められました。
それも当然です。
その待遇を上回ることが出来ないから、会社は引き下がるしかないんです。
実際に上司からも「その待遇を用意できないけど、残業や休日出勤はギリギリまでやっていい」と言われたんです。
残業に厳しい会社だったので、基本的に残業してはいけなかったんです。
それにしても、残業していいって「絶対イヤだ!」と思いましたね。
そんな条件、即断って辞めれました。
良い上司であれば、その条件を出せないとわかった時点で人の人生を阻害してきません。
家族、親戚の仕事を手伝う
筆者がこの会社辞めづらないなーと思ったときに使う理由です。
筆者の場合はホントに父が飲食店を経営していたので、それを言い訳にしました。
当時の父の年齢が60を過ぎていたこともあって、体力面的にしんどくなっているから手伝わないといけないと言ったんです。
そんなこと言われて引き止める会社は、まずありません。
それに事前準備として飲み会なども、父の手伝いをしないといけないと、入念にしていました。
なので、会社からも疑われず信じてもらえたんです。
意外に敵は近くにいるものなので他言無用です。
そのあたりは慎重にしましょう。
体調不良を理由にする
自分を体調不良により、このままでは会社に迷惑がかかると伝えましょう。
会社としても無理に引き伸ばすと体調の悪化を恐れてスムーズに辞めさせてくれます。
休職してでも続けてくれと言われたら「治療に専念したい」とキッパリ断って退職の意志を伝えれば、引き伸ばされる心配ありません。
ただし、ホントに体力的厳しくても「体力的に厳しい」を理由にしてはいけません。
例えば、筋肉隆々の人が「体力的に厳しい」と言っても信憑性がありませんし、まず信じてもらえません。
筆者は20代の頃に体力的しんどいと言ったときは笑われて「まだまだ、若いんだから頑張れ」と言われて終わりました。
なので、体力面は理由にしないほうが無難です。
それに楽な仕事を用意されて辞めるに辞められなくなります。
筆者は、その経験から転職先で病弱なキャラクター作りをしています。
病弱だと印象付けたら病気を理由にしても、信じてもらえるわけです。
理由が嘘のときは嘘を真実にすること
退職理由が嘘の場合は疑われてはいけません。
バレたときに言い訳できずに気まずくるだけです。
そんな状況に陥らないように「嘘は突き通す」ことが必須です。
バレるから相手が騙されたと思うわけで、嘘を真実にすれば相手も騙されたと思いません。
詐欺師的な発想ですが、嘘をついたならバレる嘘はつかないことです。
辞めるタイミングは自分次第
辞めるタイミングで悩む人がいますが、悩む必要ありません。
繁忙期、人員不足、慢性的に仕事が忙しい、考えていたらきりがないです。
前述の通り、辞める人間が会社の状況を考えてまで退職時期を延ばさなくていいんです。
結局のところは自分次第です。
会社を思って先延ばしても、退職時期を逃すばかりでなく自分にとってマイナスになるだけです。
筆者の知り合いで会社都合で引き止められて、3年も仕事を辞められなかった人がいました。
そこまでいくと時間の無駄としか言いようがないです。
なので、辞めるタイミングは自分で決めること。
円満退社は理想的だけど「辞める」とすら言えてない段階で求めることではないです。
どうしても言えない時は「仕事を辞める」噂を自分で広めましょう
自分からどうしても言えない、勇気が出ない人は周囲に「辞める噂」を広めてもらいましょう。
噂の広がる速さはとんでもなく速いです。
自分で拡散して上司の耳に入る環境を作ってしまうことです。
そうすることで、あなたが切り出さなくても噂を聞きつけた上司の方から出向いてきます。
そのタイミングで切り出せばいいんですというよりも、言わざる負えない状況となります。
その代わり、切り出すのは必然的に上司になるので、事前に心の準備ができていないと主導が上司になってしまいます。
いつでも言えるように準備は必須です。
辞めるが言いづらい、切り出せない【まとめ】
退職が切り出せない時はポジティブ思考が大切です。
ネガティブな感情が言いづらい環境を作り出しています。
辞めると決めたら会社の人を気にする必要はないし、自分のことだけ考えて転職に影響がないようにスパッと退職の意思を伝えましょう。
まずは自分を最優先にして最良の決断ができるように前向きに考えれば、言いづらい気持ちが緩和されて退職を切り出す勇気が湧いてくるはずです。
退職理由は絶対に断れない理由にして、引き止められないようにしましょう。
何も後ろめたいことはありません。あなたの人生が素晴らしいものとなるように、自信をもって前進していきましょう。
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