仕事がつらくて辞めたい。
人間関係に疲れた…。
上司と反りが合わない、人間関係がうまくいかない、労働環境に不満がある、仕事で上手くいかないなど仕事をつらくて疲れたと感じる理由は様々です。
筆者自身もつらくて辞めたいと感じていた体験があるので、その気持ちはよくわかります。
そのつらいまま惰性で仕事をするのか、それともリフレッシュした気持ちで仕事をするのかでは雲泥の差があります。
だからこそ、つらい気持ちは放置してはいけないんです。
もし、今も仕事がつらいと感じているなら、それはあなたの心身から出された言わば危険信号。
この危険信号を放置していると、今以上に状況が悪化するので改善必須です。
そこで今回は、危険信号をいち早く察知してこの状況から抜け出す「対処法とリセット術」について解説していきます。
- 仕事が辛くて何とかしたい
- 人間関係が悪くてしんどい
- 仕事に集中できなくなった
- 仕事が楽しくない
- 休み明けも仕事の疲れが残っている
- リフレッシュして仕事をしたい
仕事がつらいと思う原因を突き止めて、しっかりと対処していこう!
【20代から40代】仕事でストレスを感じる人は全体の8割
ネオマーケティングが800人のオフィスワーカーに市場調査したところ「仕事で8割の人がストレス」を感じていると、驚きの結果になりました。
社内の人間関係、福利厚生、残業などが原因で、常に過半数以上の人がストレスを抱えています。
世界でも日本のストレスはトップクラスです。
このストレス社会の中で、2割しか満足していないなんて異常事態です。
なので、あなたのつらいと思う気持ちは正常な反応です。
満足して仕事するには前向きな姿勢でポジティブになることが大事!
仕事がつらいと感じる原因を突き止めよう
まず、仕事がつらいと思ってやることは、自身の原因を理解することです。
「仕事はつらくて当たり前」がむしゃらに対処するよりも、あなたに該当する原因を深堀して対処することが重要。
「仕事だからつらくて仕方ない」と割り切ることも必要。
しかし、自分で割り切ったつもりでも原因がわからないと、気付かぬうちにフラストレーションが溜まって余計につらい気持ちとなります。
なので、何度も言いますが先に対処するよりも大切なのはつらいと思う原因を自己分析をすること。
自己分析はめっちゃ大切ですよ!
仕事がつらいと感じる原因と対処:自分自身の問題
つらい疲れたと感じる原因として、あなた自身に問題がある場合があります。
- 仕事のミスばかりでうまくいかない
- 仕事にやりがいを感じていない
- 仕事が飽きた
- 体力的に厳しい
などが挙げられます。
では、ざっくりと説明していきます。
仕事がミスばかりでうまくいかない
入社して間もない時期や、向いてない仕事だとミスが目立って自信を喪失するきっかけとなります。
仕事ができないとつらい気持ちになるのは必然的で避けられれません。
なぜなら、上司や同僚から「あの人には仕事を任せられない」とできないレッテルを貼られるからです。
どれだけ強靭なメンタルを兼ね備えた超人でも、その状況下ではつらいと感じるでしょう。
そして、ミスが何年経っても続く人は、根本的にその仕事に向いてないかもしれません。
「元も子もないこと言わんといてと」思ったと思いますが、できないと自覚することが改善への一歩。
自覚できた人は改善できるけど、気付かない人は改善すらできないんですね。
では、ミスが頻発している人の対処法がこちら
- ミスした内容をメモして事前にチェックする
- 焦らずに落ち着いて仕事する
- 1つずつできる業務を増やして自信をつける
- 仕事の相談をできる人を作る
仕事にやりがいを感じていない
最低でも1日に8時間以上費やす仕事に面白さや楽しみを見出せないと「やりがい」を感じにくくなります。
仕事に対するやりがいを感じられないまま働いていると、やる気を失うだけでなく会社の評価や仕事効率が下がって、余計に悪循環を招きます。
やりがいを感じられない主な理由は
- 仕事が評価されない
- キャリアアップできない
- 会社に将来性がない
などがあります。
誰でも少なからず承認欲求があります。
仕事をしている人の多くは昇給、昇進、キャリアアップを目指して日々の業務に励むものです。
しかし、あなたの頑張りに反して評価されない状況が続くと「やりがい」を失う原因となります。
会社の将来性についても「この会社で頑張っても将来性がない、今後どうなるかわからない」とネガティブ思考になって、その影響からやりがいを感じられなくなります。
- 自分が満たされる業務を見つける
- 仕事に共感が持てる仲間を作る
- いつやりがいを失ったか考える
- 入社当時の目標を見つめ直す
仕事に飽きた
入社当時は自分が知らない知識や環境の変化で、毎日刺激を感じてエネルギッシュに取り組めます。
それでも、5年、10年と勤めていると仕事に対する刺激がなくなって「飽きる」ときがやってきます。
というよりも、仕事と飽きるのは切っても切れない関係。
目まぐるしく状況が変化する仕事はそうありません。
刺激たっぷりの仕事をしてみたいですね!
では、どんなことが飽きる原因になるのでしょうか。
- 日々の業務がルーチンワーク化している
- やってみたい仕事がある
- 性格上、飽きっぽい
などです。
でも、説明の前に言いたいのは、あなたはその会社の「スペシャリスト」だってことです。
すでに業務に精通した知識があり、なにより成長したと言えます。
そのあたりは誇りに思うべきですよ!
では、説明していきます。
毎日同じ時間に出社して同じ業務をする。
飽きるのは当然のことです。
そんな生活をしていれば、他の仕事に目移りして「やってみたい」と思うし、むしろ憧れすら感じるかもしれません。
あなたが好奇心旺盛ではないでしょうか。
悪く言えば「飽き性」なんですが、飽き性の人から見える世界は全てが刺激なんです。
悪いことじゃないけど続けていく面で我慢強さに欠ける部分があります。
本題の対処法について説明していきます。
- 数ヶ月おきに目標設定を考える
- 高い目標にしない
- 部署異動する
物事を長期→短期目線にすると飽きないよ!
体力的に厳しい
仕事を兼任していたり、仕事そのものが体力勝負である場合は「体力的にもたない」と感じることがあるでしょう。
それが慢性化していると特にしんどい気持ちとなります。
ですが、よーく考えてみて下さい。
これは、あなたに体力が無いからではなくて、根本的に仕事が嫌だと感じているからなんです。
体力面よりも精神的問題。
例えば、自分の趣味がサッカーだとします。
サッカーは体力をかなり酷使するスポーツです。
しかし、しんどいと思っても心地良い疲れではないでしょうか?
それは自分が好きでやっていることで苦にならないからです。
なので、根本的に「体力的に厳しい」と感じている仕事そのものが「精神的」に苦痛を感じる部類に入っていることが原因です。
- 自分の好きな業務または得意分野を作る
- 徹底的に仕事の効率を上げる
- 早く帰ることを目標にしする
仕事は楽しんでなんぼ!
仕事がつらいと感じる原因と対処:職場の環境
最近ではコロナ禍で在宅ワークが増えて、あまり職場の人と関わらなくてもいい企業が増えてきていますが、ほとんどの会社では人と関わらないといけません。
また、労働環境などもつらいと感じる原因となります。
その職場環境の悪さから頭を抱える人が多いのが現状です。
それでは、どのようなことがあるのか見ていきましょう。
- 上司や同僚と合わない
- 社内に派閥がある
- 労働環境が悪い
職場環境は自分で改善できないからつらい
上司や同僚と反りが合わない
仕事で切っても切れないのが上司や同僚の存在です。
上司から仕事を教わって自分を成長させ、同僚と切磋琢磨しながら仕事ができる環境であれば理想的な環境。
がしかし、なかなかそんな職場はありません。
実際は上司と部下の板挟みであったり、劣悪な職場環境で常に誰かの悪口が蔓延していたりと心から気持ち良く働ける職場は存在するの?ってぐらい少ない。
少し脱線してしまったので話を戻しますが、上司や同僚との反りが合わない問題は、結論を言うと自分が変わることで解決します。
自分は悪くないのになんで変わらないといけないんだ!これがそもそもの間違いです。
いつもは反対意見ばかり出してくる相手が急に自分の意見を聞き入れたらどう思いますか?
十中八九、悪い気持ちは抱きません。
むしろ、仕事がやりやすく不満に感じないでしょう。
なので、相手に不満を持っても何も始まりません。
他にあなたがやるべきことは
- 自分が変わる
- 仕事は仕事と割り切る
- 決して感情的にならない
社内に派閥や対立がある
派閥がある会社は社内政治が起きているからです。
足の引っ張り合いや陰口の蔓延などは出世したいライバルを蹴落としたい気持ちから引き起こされます。
ひとたび巻き込まれると身動きがとれず、仕事に影響する問題です。
関わりたくないからと中立な立場になろうにも板挟みにあったり、最悪の場合は自分が中立になったばかりに「第三の派閥」を作ってしまいます。
何方付かずは最良の選択に思うけど、あまりよろしくない選択です!
じゃあ、どうすればいいの?って話になりますが、派閥の対処は難しい問題で正解は臨機応変に対処するしかないんですね!
時には派閥に入ったほうが仕事に影響しないこともありますし、自分を貫いたほうがいいケースもあります。
ただ、その場限りの返答や自分の立場を曖昧にすることだけは絶対にやってはいけません。
関わりたくなくても、派閥が放っておかないからです。
それと派閥の中心人物には関わらないようにすることが得策。
最後は自分の意見を大切にして、共感できる話は尊重すればいいし違うなと思えば自分の主張を貫く、そのばそのばで適切に対処していきましょう。
- 臨機応変に対応する
- 自分の主張は尊重する
- 派閥の共感できる話は尊重する
残業、休日出勤がつらい
原則、1日8時間1週40時間を超える労働はしてはいけないと定められています。
労使協定を結んだ場合は、例外としてサブロク協定を結んだ場合は月に45時間年間にすると360時間と定められています。
長くなるのでサブロク協定の上限については割愛さしていただきますね。
では、長時間労働のなにがいけないのかと言いますと、確実に心身が崩壊します。
家に帰っても寝るだけ、睡眠確保が最優先でご飯するゆっくり食べられない。仕事中はイライラ全開です。
休みは体力を回復するためにひたすら寝て休んだ気がしません。
ここまでいくと心身がかなり疲弊した状態で、仕事のポテンシャルは下がる一方です。
社風的に残業、休日出勤はやって当たり前、しない人はダメな人とする。時代に逆行した企業も未だ数多く存在しています。
その原因として、人手不足により一人当たりの業務量が多くなっていることが挙げられます。
適切に対処しないとしんどいよ!
- 自分でできる限り効率化する
- チーム内で役割分担する
- 意識して休憩をこまめにとる
仕事がつらい時のリセット術
仕事がつらい、仕事が疲れる。
この社会人ならではの症状。
もし、感じているなら早めに対処しないと仕事に対してポジティブになれず、余計につらい思いをします。
この負のスパイラルを断ち切るために大切なことは「リセット」することです。
辛いことがあっても、翌日にはリフレッシュして仕事に取り掛かる。
どんよりした気持ちで仕事するよりも、ハツラツと仕事したほうが効率も成果も上がります。
基本はポジティブになることです。
リセットして気持ち良く仕事しましょう!
では、リセット術をお話していきます。
つらいときは無理せず休む
体力的、精神的につらいと思ったら思い切って休暇をとりましょう。
周りに迷惑がかかる、同僚からひんしゅくを買う、休むことによって様々な不安があるかと思います。
でも、そんなこと気にしていてはダメ!
休む勇気が必要なときもあります。
「上司が怖くて休めない」「仕事が忙し過ぎて休めない」など休みづらい環境の人は、計画的に休暇をとりましょう。
前もって伝えていれば、存分にリフレッシュできます。
何も気にしないで楽しんじゃいましょう!
あとで説明しますが、ダラダラ休暇は意味が無いのでできるだけ自分の趣味やショッピングなど気分転換できる休暇にすることが重要です。
気が済むまで思いっきり遊ぶ
休みのときはダラダラしない、疲れるぐらい思いっ切り遊びましょう!
「疲れてるから寝させてくれ!」その気持ちはよくわかります。
いつもより、睡眠を1、2時間多くとるだけで体力的に充分回復してます。
それ以上寝ると逆に体がダルくなって、何もリフレッシュしてません。
気分を一新して元気になることが「リフレッシュ」です。
なんの変化も無い家で1日中ダラダラ、ゴロゴロしてもつらい気持ちが改善するわけがありません。
思い返してみて下さい。
家で睡眠をとって過ごすよりも、活発的な休日の時の方が体が軽く感じませんか?
それがリフレッシュしている証拠なんです。
仕事にメリハリがついて、きっとつらい気持ちが楽になっているはずです。
ちょっとしたことでも喜びを感じる
普段からやさぐれていると、ちょっとした喜びを感じにくくなります。
例えば、はみがきをキレイに磨けた、今日は天気が良い、ちょっとしたことのようですが、思ってるよりも効果的面ですよ。
暗い気持ちで仕事していてはいけません。
普段からポジティブ思考を養えて、普段と違った日常を迎えられます。
上司に怒られても受け取り方が違って来ます。
最初はなかなか出来ないでしょう。
でも、意識的に心がけていれば身に付いて、自然と笑顔になり様々な不満が薄れていきます。
仕事終わりや休日に趣味を楽しむ時間を作る
仕事終わりに楽しみを作って、つらい仕事を乗り切る対処法です。
つらい思いを抱えたまま帰宅するより、ワクワクした気持ちで帰宅したほうが足取りも軽くなります。
趣味がなくても何でもいいんです。
興味があることにチャレンジするのもいいし、テレビドラマ、読書、ランニング、あなたが没頭できることをしましょう。
自分の趣味を発掘できる絶好の機会。
仕事終わりは完全な自由時間です。
楽しみを作ってプライベートを充実感で満たすことが大切です。
つらいときは鏡の前で変顔
つらいことがあったときは鏡の前で変顔してみて下さい。
バカにするな!と思うかと思いますが、筆者は大マジです。
意外と効果があるんです。
暗い顔の自分を見るより、よっぽど良いですよ!
変顔をしている自分を見ていると、悩んでいたのがバカらしくなって「悩むのやーめた」って思えるんです。
変わった方法ですが、やってみる価値はありますよ!
自分へのご褒美を用意する
日々頑張っている自分へのご褒美は翌日の仕事を頑張れる、いわば栄養ドリンクです。
疲れ切った体も心も元気となります。
でも、このご褒美は頑張ったとき限定です。
頻繁に自分にご褒美をあげていたら、効果が薄れてモチベーションが上がりません。
なので、「残業を頑張った」「ミスをしなかった」など自分が頑張った対価として用意することです。
そうすることで、高いモチベーションで仕事に取り組めます。
仕事と割り切って考える
人間関係、職場環境など悩まされることもあります。そもそもの原因は相手や環境に過度な期待をしてしまうから、つらいと思ってしまうんです。
怒鳴る上司、非協力的な同僚、イレギュラーによる残業などは仕事だと割り切れば気にならなくなります。
割り切ることで得られるメリットは絶大。
- ストレスが減る
- 人間関係が楽になる
- プライベートを楽しめる
と言われても割り切れない人もいるでしょう。それは正常な反応なので焦らずに徐々に距離をとってみましょう。
それでも割り切れない人は無理する必要ありません。
自分を偽るほどしんどいことはないので、自分に正直であることが大切。
無理は禁物だよ!
相談できる人に悩みを打ち明ける
一人で悩んでいてもらちが明かないときは「相談できる人」に悩みを打ち明けてみましょう。
必ず自分一人ではどうにもならない時がやってきます。
そんなときに自分の味方となる相談役が必要となります。
業務に精通した会社の上司、同僚に相談する人が多いですが、相談相手は友人か家族にするべきです。
社内の人に相談すると偏った意見になってしまうので客観的視点がある友人か家族がベスト。
また、自分自身が今の悩みを客観的に考えないといけません。
主観的に相談すると不満が先立って、ただの愚痴になってしまうので「客観的に見れる人物と自分が客観的に見る」ことが意味のある相談となります。
仕事がつらい辞めたいと思うのは自然なこと、決して甘えじゃない
仕事がつらいと感じていれば誰だって辞めたいと一度は考えてしまうでしょう。
仕事を辞めることに対して「甘え」という風潮がありますが、決して甘えではありません。
そんな古臭い考えは今すぐ捨てるべき。
「つらい経験を乗り越えらればステップアップできる」と言う人がいますが、乗らり越えられなかった人はどうなるのか?無責任なアドバイスに聞こえて仕方ありません。
では、体調に異変を感じてから辞めるのが正解なのか、乗り越えられる問題かわからないのに乗り越えるまで頑張らないといけないのか?
いえ、体調に異変をきたしてからでは遅いです。
そもそも甘えは自分の出来ることから逃げることです。できないことから逃げることは甘えではありません。
社会人である人間が辞めたいと判断したのであれば辞めて正解。
それが労働環境であったり、パワハラ上司であったり自分で改善できない問題から逃げることは立派な身を守る術です。
どうしても辞めたいときは慎重に決めよう
辞めるときは慎重に決断しなければいけません。
もし、つらい気持ちが先立っても急に辞めたり、仕事が決まっていないのに辞めるのは御法度。
次の転職で失敗しないように充分に企業分析しないといけません。
あなたの納得いく企業を焦らず探しましょう。
仕事がつらい、疲れたときのリセット術【まとめ】
仕事がつらいと感じたら適切な対処をして、自身のネガティブ思考をリセットして前向きに考えていきましょう。
前向きな考えを身に付けておけばつらい場面に出くわしても、精神的な余裕がうまれます。
客観的思考で適切に対処しましょう。
リセット術のおさらい!
- つらいときは無理せず休む
- 気が済むまで思いっきり遊ぶ
- ちょっとしたことでも喜びを感じる
- 仕事終わりや休日に趣味を楽しむ時間を作る
- つらいときは鏡の前で変顔
- 自分へのご褒美を用意する
- 仕事と割り切って考える
- 相談できる人に悩みを打ち明ける
少しでもあなたの参考になれば幸いです。
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