長時間労働がつらくて辞めたい!転職しか対処法がない4つの理由

長時間労働がつらくなった時に試すこと 仕事の悩み
この記事を書いた人
おじさん

おじさんといいます。
栃木県生まれの大阪育ち、少しイントネーションが変な関西人です。
今までの転職回数は6回、残業だらけのブラック企業で辛かった日々、年間休日120日のホワイト企業で勤めた日々。などなど複数社で勤務した経験があります。
今は通信業界で働いており、通常業務とキャリアコンサルタントを兼任しています。
採用担当をしていた経験もありますので、リアルな情報を発信していきたいと思います。
実体験を元に書いていますのでご参考にして下さい。

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毎日が残業続きで休日出勤は日常茶飯事。

「辞めたいの甘え」「辞めたら会社に迷惑をかける」と思っていませんか?

でも、長時間労働をしていて「辞める」と思うのは正当な理由で正常な判断なんです。

転職を7回した経験をもつ筆者も、5年間ほど長時間労働、休日出勤があたりまえの職場で働いていた時期がありました。

上司
上司

明日の日曜日は出勤してくれるかな

おじさん
おじさん

はい…。(明日は用事があるんだよな)

上司
上司

これ明日までに頼んだよ!

おじさん
おじさん

こんな量、終わるかよ!!

こんな感じが続いて「もう、辞めよう」と決意した時には2年ほど経っていて、早く辞めていれば良かったと後悔しました。

それでは、辞めるべき理由を実体験から説明していきます。

この記事で解決する悩み
  1. 長時間労働がつらいと感じている
  2. 辞めたいけど、どうすればいいか分からない
  3. 長時間労働で転職する余裕がない
  4. 長時間労働を続けてはいけないのか?

残業何時間から長時間労働になるのか?

長時間労働に「残業何時間」という明確な基準はありません。

ご存知だと思いますが、労働基準法第32条は「労働時間1日8時間週に40時間が上限」これが法定労働時間です。

労働時間を超えて労働させるには労働基準法第36条に基づく労使協定(36協定サブロク)を締結する必要があります。

しかし、法改正により36協定サブロクを締結した場合でも「月45時間」「年間360時間」までと規制されました。

この「月45時間」「年間360時間」を超えれば長時間労働といえます。

「月45時間」「年間360時間」超えてなくてもつらい

前述で長時間労働の基準についてお話しましたが、「月45時間」「年間360時間」超えなくてもつらいと感じる人もいるでしょう。

例えば仕事が激務で体力的にしんどい人や会社にいるだけで精神的にまいってしまう人など。

あくまでも「月45時間」「年間360時間」は目安としてなので、あなたがつらいと思えば残業20時間でも10時間でも十分長時間労働をしているといえます。

周りがどうとかよりも自分が基準。

そもそも長時間労働がつらいと思うのは甘えじゃない

筆者の場合は年間休日105日の残業が平均で70~80時間ほど残業があり、多い月では120時間していました。

仲の良い同僚も残業していたので精神的にもなんとか持ちこたえられていましたが、つらいのには変わりありません。

残業が多いとライフワークバランスも崩れて、仕事終わりに出かけようとか休みに遠出する気力も失われます。

周りの友人たちはプライベートを満喫しているのを見ると余計に気が滅入ってきます。

つらいと思う感覚は甘えでもないし当然です。

上司の武勇伝は聞き流すべき

どこにも過去の栄光にしがみついて部下に武勇伝を語る上司がいます。

上司
上司

俺の若い時はもっと働いてたぞ!

上司
上司

最近の若いやつ甘ったれている

筆者は真面目だった性格のせいか、そういった類の武勇伝を鵜呑みにして「もっと頑張らないと」影響されてしまったことがありましたが、今の時代に逆行した働き方を押しつけてくる上司の武勇伝は聞き流すべきです。

もし、それが信頼、尊敬している上司だったとしてもつらい気持ちを押し殺して頑張る必要性はありません。

もっといえば、会社全体が残業して当たり前というなら社風に流されてはいけません。

長時間労働が「美徳」とされた時代はとっくに終わっています。

これから恋人ができて結婚して子供が生まれて、一生この会社で働くと考えれば辞める覚悟も必要です。

長時間労働の会社に見切りをつけて辞めるべき理由

残業で得るものはなにもない

残業をして得られるものは何でしょうか?

残業代?評価?筆者はプライベートの時間を犠牲にして得られたものより、失ったものほうが大きかったです。

まず、残業が当たり前の会社で勤めていると残業することが必然的で、浮いてくる存在は「残業をしない人」です。

なので、しない人は評価されないだけで、残業をしていても会社の評価はそこまで影響しません。

今思えば自分は残業している。頑張っているんだと自己満足に浸っていたのかもしれません。

間違いなく不健康になる

十分に睡眠がとれない働きづめの生活をしていると、脳疾患、心臓病、胃十二指腸潰瘍、腰痛、月経障害を引き起こすと言われています。

筆者はそんな状態が続いているさなかで、健康診断を受けたときに糖がでていると尿検査に引っかかったことがありました。

再検査に行くと結果的に「糖尿」ではありませんでした。

医師曰く睡眠不足が続くと糖が出ることがあるそうです。

なにもなくて良かったのですが、基本的に疲れがとれずに体がだるい状態が続きます。

家族や恋人と過ごす時間

プライベートの時間が減って家族や恋人と過ごす時間が確実に減ります。

子供が生まれたばかりの時期に残業が多い会社で働いていたので、家事はおろか子育ては妻に任せっきりになっていました。

朝は6時には家を出て、帰るのは22時過ぎで常に子供を寝顔を見る日々を過ごしていました。

起きている子供と合うのは休みの日だけでした。

この生活が当たり前になって時間だけではなく、家族や恋人との衝突が起きやすくなるかもしれません。

人間らしさがなくなる

長時間労働が「正義」という錯覚が起きて、プライベートよりも仕事が第一優先となって生きていく上での価値観が変わります。

自分には仕事しかないと思い込み「仕事をすることが正義」と働くロボットのようになっていました。

「家庭を守るには仕事」「自分には仕事しかない」と思い込んでいると偏った考えになり、仕事とプライベートのバランスが崩れていきます。

転職した今では残業がほとんどないので、プライベートが充実して仕事よりも大切だと実感しています。

辞めたくても辞められない

上司、同僚、部下も残業しているから辞めにくい

全員が残業している状況の中で「残業が嫌」だからと言いにくいのはわかります。

しかし、社風的に辞めにくても自分が限界と感じているなら周りを気にする必要はありません。

あなたが辞めても会社は回りますし引継ぎさえしっかりと果たせば、責務を全うしたと言えます。

嫌々、続けて体を壊して働けなくなっても会社は助けてくれません。

それなら限界値に達する前に転職するべきです。

就職したばかりで辞めにくい

入社して1年未満、数か月が理由に辞めにくいからもう少し頑張ろうと無理する必要はありません。

辞める時期に3年、5年と丁度いい時期なんて存在しません。

それならササっと辞めて自分が長く働ける職場を探すほうが効率的です。

最近では残業する人ほど無能と考えられる企業も増えているので、今の会社に拘らずに新天地に向けて頑張るべきです。

働きながらでも転職できる

筆者の場合は家庭を持っていたので、仕事を探しながら転職活動をしていました。

ただ一度だけ、限界がきて次の仕事が決まらないまま辞めてしまったことがあったんですが、なかなか仕事が決まらずに大変な思いをしたことがあります。

藁にもすがる思いで転職エージェントに登録して転職できたんです。

仕事の辞める時期で引き止めなどのトラブルがあった際にもキャリアアドバイザーからのアドバイスで円満に退職できました。

最近では新型コロナウイルスの影響で求人媒体が減少傾向にあるので、求人が豊富にある転職エージェントがおすすめです。

仕事を続けながらの転職活動をおすすめします。

まとめ

自身の労働環境を変えられるのは自分だけです。

自分の時間を消耗して疲弊していては新しい道へとは進めません。

このまま働き続けて体を壊すなら次のステップに進むのがベストです。

この記事のまとめ
  • 長時間労働がつらければ辞めていい
  • 得るものはなく時間の浪費をするだけ
  • 働きながら転職活動すること
  • 辞めたあとは気にしなくていい

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