入社して間もない1年目は、右も左も分からない状態で頻繁にミスをします。
ミスをして落ち込まない人はいないでしょう。
筆者も同じ経験があるので気持ちが痛いぐらいわかります。
そこで今回はあなたの気持ちが少しでも楽になる考え方を参考にしていただければと思います。
- 入社1年目でミスが多くて落ち込んでいる
- 仕事に行くのも辛くなっている
- 同僚に比べて仕事ができない
- この先、仕事を続ける自信がない
- もう仕事を辞めようか悩んでいる
入社1年目はミスばかりで当たり前
入社1年目で仕事ができる人なんていません。よっぽどのセンスがあれば別としても誰だってミスします。
仕事ができる上司でもミスしない人なんていないんですから、入社1年目のあなたがミスして当たり前なんですね。
なので、落ち込む必要がありません。
筆者はなんせどんくさいので上司から「お前は呼吸と同じぐらいミスをするな」と呆れられたほどです。
そんな経験から言えるのは、あまり落ち込んではいけないということ。
落ち込むなとは言いません。でも、少し気持ちを楽に考えるべきなんですね。
というのも、落ち込み過ぎると仕事をすることが怖くなってしまうからです。
本来できる仕事も萎縮して、あなたの本領を発揮できなくなります。
それこそ、悪循環を引き起こすだけ。
たしかにミスは誇れるものじゃないけど、「また、やっちゃったよー!」と思えるぐらい楽観的に捉えていかないと続くものも続きません。
落ち込んで得るものなし
厳しい言い方をしますが、落ち込んでどうなるの?って話。
「あの時こうしておけばよかった」と思っても後の祭りです。
ただ「今度から気をつけます」って言ってるだけじゃダメ。
後悔も大切ですが、なぜミスしたのか考えて同じことをしないように対策を考えるべきです。
なにより、同じミスをしてつらいのは周囲の目線です。
いくら落ち込んでいる様子を見せても、上司や同僚に「できないやつ」と思われるだけで評価は右肩下がり。
状況を打開したいのであれば対策して「最近ミスが減ったな」と思われるような気概が必要です。
筆者は同じミスを繰り返していたので、ミスした内容をメモするようにして自分が不安に感じる仕事は、そのメモを見て仕事していました。
そうすることで確実にミスが減っていきます。
誰でも仕事は続けたいと思うのでミスが自分の糧になるように「あの頃はよくミスったなー」と笑えるぐらいにしましょう。
そもそも入社1年目に会社は結果を求めていない
ミスしてはいけない、間違えてはダメだと思いがちですが、そもそも会社は入社1年目にそこまで求めていません。
もちろんミスしないに越したことはないですよ。
それに入社1年目に重要な仕事は任せないでしょう。
任されたとしても上司のサポートがあるはずです。
あなたの出来ることをやればいいし、何ひとつ焦る必要はありません。
会社の人にとって、あなたはまだまだこれからの存在で発展途上です。
少しずつミスを減らせば会社としては無問題ですよ。
上司や同僚と比較したらしんどいよ
あなたのミスが多いと感じている理由は、周りの上司や同僚と比べているからではないでしょうか?
例えばですが、周りの人がミスばかりであれば自分のミスはそこまで気にしないはずです。
でも、それをしてしまうと結果的に自分を追い込んで精神的にしんどくなります。
筆者も同僚に比べてた時期があり、仕事の出来は天と地の差でした。
同僚はテキパキと仕事をこなす中、自分はあたふたしてミスしてばかり。
そうこうしてる内に気付けば「何をやってもダメだ」と自分を蔑むようになって自信喪失します。
仕事をしていく上で自信はめちゃくちゃ大切です。
初めてのプレゼンや商談をしたことを思い出して下さい。
心臓が破裂しそうなくらい緊張したはず、全ては不安や自信の無さの表れです。
仕事の出来うんぬんよりも、周りと比較するから自分はミスばかりでダメだと思い込みます。
まずは1つずつミスなしで出来る仕事を身に付けて、少しずつ自信をつけてみてはどうでしょうか。
必ず前と違った仕事ができるようになっています。
ミスして嫌味を言われることもあるけど頑張れ
2ヶ月、3ヶ月でミスして嫌味を言われたり叱責は、まずないでしょう。
しかし、2年目になるにつれて厳しい言葉を投げかけられたり、叱られたりす時が必ずやってきます。
「ミス多すぎるよ」「ポンコツ」「やる気あるの?」などと言われて、つらいと思ってもポジティブに考えるべきなんです。
よく「言われてるうちが花」と言いますが、ホントにその通りで何も言われなくなったら終わりです。
いずれにせよ、ミスが続いたままだと上司やとから「あの人は成長しない」と見捨てられる時期がきます。
そうなると、会社に居づらくなって精神的につらい思いをするので、これだけは避けたい状況です。
なので、1年目にやることは徹底的にミスをしない対策に尽きます。
対策を続けて頑張っていれば、今はつらくても、いずれ仕事ができるようになって楽しいと感じるでしょう。
入社1年目を乗り切るにはミスをしたら素直に謝る
失敗して絶対にしてはいけないのが「言い訳」です。
- こんなこと教えてもらってない
- 上司に確認したことなのに
- イレギュラーでどうしようもなかった
様々な言い訳を思い浮かべてしまいますが、まずは謝罪が先です。
ミスを誠心誠意、謝ることが1番大切なんです。
なんせ入社1年目は立場的に最弱です。
その入社1年目が、ことあるごとに言い訳していると無責任な人と思われるだけでなく、あなたの信用問題に直結します。
納得のいかない内容もあると思います。でも、何度も言いますが素直に謝ることはめちゃめちゃ大切。
例えば、上司から仕事を教えてもらってミスしたとします。
まず、思うのは「○○主任から教えてもらった通りにしたのに」と思うでしょう。
しかし、それを言い訳にしてしまうと上司は「教えた通りにしてないからだ」とあなたの心証が悪くなります。
最悪の場合、言われた通りにしないならもう教えないと反感を買います。
あまりにも理不尽な場合を除いて、自分に落ち度があると感じたときは素直に謝れるよう心がけましょう。
2年目になってもミスが続くなら辞め時
1年目は徐々にミスを減らす時期だと言いましたが、1年目を過ぎて2年目でもミスが続くようなら転職を考えてもいい頃です。
厳しい言い方をしますが2年目になってミスが続くのであれば、その仕事に向いてないということです。
2年目、3年目と続ければミスが減るかもしれません。
しかし、できるようになる保証がないので時間がもったいない。
たしかに仕事を続けることや仕事を続けようと思う気持ちは大切です。
これからも仕事を続けていく上で自分に合った職を見つけた方が、あなたの人生において最良の選択になることだってあります。
たしかに仕事を辞めるときは怖いもの。
それにミスが多いことが原因であれば、なおさら次の転職先にも不安がよぎり一歩踏み出せなくなります。
でも、これから仕事は何十年と続けていくもので、年齢を重ねてから「やっぱり向いてないわ」と辞めようにも転職先も見つけにくくなります。
やりがいがあって楽しいなら続ける価値はあります。しかし、仕事に何の面白みもなく生活のために働いているなら辞めるべきです。
向き不向きを客観的に考えて冷静に判断しましょう。
ミスばかりの入社1年目【まとめ】
入社1年目は誰でもミスをする時期。
この1年目でどれだけミスを減らせていけるかが、今度の仕事で大切なことです。
ミスがないようにメモをとったり、前向きな姿勢を心がけて気楽にすることで、気持ちに余裕ができます。
2年目に突入してミスが減らない場合は、転職の道も視野に入れて自分の状況を客観的に見つめ直しましょう。
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